長いっすよ。
まずは松崎で松崎高校の生徒と有志による、なまこ壁のお掃除。
今、関わらせていただいている伊豆の景観プロジェクトですが、やっぱり景観を守るってのは大事っすよ。カメラマンとしてもサーファーとしてもですが、住むのもの一人として、美しい伊豆を守っていきたいと思います。本当にすごい財産ですよ。
キッズも一生懸命!!
次の仕事場の長岡に同行者(誰とは言えない)とウエストコーストをドライブ。
途中、堂ヶ島で伊豆イケメン写真クラブ仲間(会員俺と二人(さらに言うと、俺は自称))勝呂弟の船に乗る。
残念なことに天窓洞には入れませんでしたが、あそこに入ったら、どんなに美しいかと妄想。
もしかしたら今度、ここでウェディングを撮るかもなんで、バシッと決まったら、相当やばいね。
なんだ!?海を渡る人影!!
良いタイミングでトンボロ現象が起きていました。
これは行くっきゃないよね!と、もちろん寄り道。
伊豆景観の撮影の仕事で、唯一クリアできていなかったのが、このトンボロ現象なんです。ここで、引き当てるとは相変わらず持ってるぜ、俺!!
トンボロ現象っていうのは思いっきり干潮のときだけ、海を渡る道が現れる現象です。
天草漁も始まっていました。
伊豆食べる通信第2号は天草なので、もちろん、インタビュー。
遊び惚けてしまい、ぼちぼち移動しないとやばくないか?ってわけで、土肥を超えて長岡へ移動。
峠を越える山奥で僕の愛車がここで休みたいと言ったので、一晩休んでもらいました。
こんなことは時々あるんですが、この後、一時間後にはセミナー講師。
一緒にいた方がおもむろにポケットから、ごそごそと桜餅を取り出し、
『遅れても、死ぬわけではありませんから、とりあえず、桜餅でも食べましょうか』
『うまい!うまい!』
と日本一の生産量を誇る松崎の桜の葉に包まれた餅を頬張る。
よし、土肥で困った時はあの人だろ!!と頼れる勝呂兄に電話すると
『今から車2台で行って1台貸すよ』
と優しいお言葉。
甘えようと思った矢先、さっきまで一緒に掃除をしていた飯倉さんから、
『もうすぐ通るから、乗っけてくよ〜』
『お願いします!!』
と。
すると、後ろから飯倉さんではない車がハザートを炊いて、停車。
冷やかし、よくあるんすよねww
まあ、冷やかされるのも嫌じゃないけど。
そしたら車内から現れたのは新田さん!!
『武智くん、どうしたの?乗ってく?』
と優しすぎる言葉。
『大丈夫!ありがとう!』
と答えるも、しばらくして、
『本当に大丈夫?』
と電話をくださいました。やさしさが染みるぜ。地獄で天使。
んで、飯倉さんに長岡まで乗せていただき、公演10分前に到着。
機材トラブルを経て、無事スタート。
モデルさん40名を前にカッコつけてトーク。
移動手段のない僕を宿に泊めていただき、大好物のカニ(もちろん、他の席からも回収)を肴に飲みまくり。
翌朝は修善寺で撮影。
https://twitter.com/Seisokoshien
チェックしとけ!!
高校生とモデルさんたちがゴミを拾いまくる。
午後は伊東で撮影。。。
移動手段は【武智一雄被害者の会】の会長飯倉さんに乗せていただくお話でしたが、会員募集に抜かりない僕は伸ちゃんに
『伊東まで、行くべ』
と勧誘。快く被害者の会に入会。
道中はもちろんお決まりの恋愛トークの花が咲き、花が散る。
『今日、撮影どこなんすか?』
『富戸だよ』
『俺、昔、そのへんに彼女いたんすよ』
『まじかよ!!?』
隅に置けない男!!それが伸ちゃん!!
ちなみに伸ちゃん、沖縄在住でたまたま静岡市に帰省中。しかも、俺との出会いは2日前の婚活イベント企画力アップセミナーのお客さん。
富戸の撮影予定地に到着。桜は満開だが、ゴミや余計なものも多く、煩雑な撮影地。
景観的にはかなり厳しいと言わざるをえない・・・これは県の担当者に報告済みです。
おもむろに伸ちゃんが
『あっちに展望台あるんすよね〜。元カノと行ったんすよ〜』
と地元の俺も知らないスポットを紹介してくれました。
なんとそこ、桜と海、お客さんの要望にもズッポシ!!
実はこの日、最大の懸念事項がレフ板でした。
移動はどうとでもなるんです。電車でもタクシーでも。しかし、レフ板はないと困る・・・
家に寄る時間がなかったので、飯倉さんとこのオフィスを家探しすると、レジャーシートを発見!!
ちょっとカッコ悪いが、これでイケる!!ていうかむしろ、こいつ調子良い!!
常備しようと思いましたね。
アシスタントはもちろん、伸ちゃんに強制。
レフ持ちの役割と、コミュニケーターの役割も兼務。これは大変な仕事です。
彼は受けてはいませんが、前に行われた【撮り方・撮られ方講座ワークショップ】の実践を強要。
ちなみにそのセミナーは僕が講師でしたが、インフルエンザにかかったため、飯倉さんとうちの親父のに急遽代役を受けていただくという体たらく。。。
まったく、ダメな僕。
しかし、すでに完全復活!!!
ご覧いただければ分かりますが、お客さんの表情がどんどんリラックスしていきます。
この辺りから、だんだん伸ちゃんに腹が立ってきました。
そう、俺は独占欲と嫉妬の塊のような男。
気持ちを切り替えるべく、道路端の菜の花畑でも撮影。
途中お昼休憩を挟み、アシスタントには奮発して寿司をご馳走。
おいしい地魚に舌つづみ。
次の移動先の東海館ではお雛様が飾ってありました。
良いタイミングですねぇ
なんていうか、二十歳くらいの女の子が持つ、絶妙な可愛さと恥じらい感と大人っぽさと幼さの入り混じった感じ。
いろんなところでたくさん撮りました。
いろいろな表情が撮れて、俺的には非常に満足の撮影でした!!
この後、アシスタントと近所の公衆浴場にて温泉につかり、厳しい反省会。
お節介おじさんは今後の彼のためにとくどくどと恋愛アドバイスを吐くも、湯けむりと共に消えてゆく。
まあいいさ。
『よぉ、そこの若ぇの。俺のいうことを聞いてくれ。俺を含め誰の言うことも聞くなよ』
ってなわけだ。
んで、最後にはお約束、これで目を覚ましとけ!!とケロリンの風呂桶いっぱいの冷水をぶっかけてやりました!!